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うつ病早期支援のための社員向け短時間研修プログラムの開発 ~職場でのメンタルヘルス不調の早期発見?早期介入に一歩前進~

岩手医科大学医学部神経精神科学講座の大塚耕太郎教授は、九州大学大学院医学研究院の神庭重信教授(精神医学分野)、加藤隆弘講師(同上)らとの共同研究で、一般企業の社員がメンタルヘルスの不調を抱える同僚や部下に適切に関わるための知識とスキルを具体的に習得可能な2時間の教育研修プログラムの独自開発に取り組んでいます。

今回、暫定版のプログラムをパイロット試験として実施したところ、受講者のアンケート結果から、特に不調者へ対応するスキルと自信の向上を認めました。今後、本教育研修プログラムを多くの職場で実施し、実際にメンタルヘルス不調の早期発見?早期治療につながるか、その有効性を検証する予定です。

本研究成果は、平成30 年12 月7日(金)午後2 時(米国東部時間)に、オープンアクセスの国際科学雑誌「PLOS ONE」に掲載されました。

資料はこちら【PDF】

<本研究に関するお問い合わせ先>
岩手医科大学医学部 神経精神科学講座 教授
大塚 耕太郎(おおつか こうたろう)
電話:019-651-5110(内線2374)