最新ニュース

HOME > 最新ニュース > 研究 > 前立腺がん若年発症のゲノム診断 -前立腺がんのゲノムワイド関連解析からゲノム医療へ-

前立腺がん若年発症のゲノム診断 -前立腺がんのゲノムワイド関連解析からゲノム医療へ-

岩手医科大学医学部の髙田亮講師は、理化学研究所、京都大学、東京大学等との共同研究において、オーダーメイド医療実現化プロジェクトで実施した網羅的ゲノム解析により、日本人の前立腺がん発症と関連がある一塩基多型(SNP)を新たに12個発見しました。さらに、これらを含むこれまで発見された82個のSNPを組み合わせ、日本人の前立腺がんの若年発症を予測するゲノム診断手法を開発しました。これにより、特に早期治療介入が必要な若年発症の前立腺がんリスクの予測?診断ができるようになると考えられます。
本研究成果は、英国のオンライン科学雑誌「Nature Communications」に日本時間9月27日10時に掲載されました。

<本研究に関するお問い合わせ先>
岩手医科大学医学部 泌尿器科学講座
講師 髙田 亮(たかた りょう)
電話:019-613-6111(内線6551)