日本薬剤学会の懸賞論文で本学部学生が第3席に入選
日本薬剤学会では、厚生労働省が実施する「くすりと健康の週間」に協賛して薬学部学生を対象に懸賞論文を実施しています。今回は東日本大震災の後を受けて、「災害時における医療人の役割:薬学生の立場から」というテーマにて募集され、多くの薬学部学生が応募した中で、本学薬学部6年生の澤口紗希さんが第3席に入選しました。この授賞式が日本薬剤学会第27年会(平成24年5月24~26日、神戸)の会期中に行われ、賞状が授与されました。
澤口さんは、昨年の大震災後、岩手沿岸部を含む被災地で活躍した薬剤師のお話を薬学生の立場から理解し、薬剤師にしかできない支援や、今後の薬剤師の求められていくこと、そのために薬学部の学生がしなければいけないことなどを記述しています。
本学部学生の受賞は、一昨年に続いて2度目であり、本学部生の問題を提起し考えていく意識の高さを示すものであると言えます。