放射線医学講座
放射線医学は画像診断(CT、MRI、核医学、超音波、単純撮影など)と放射線診断的手法を用いたIVR (Interventional Radiology)が主軸です。本講座ではこれらに必要な基礎的な学力を養成するとともに、放射線腫瘍学科とも連携して画像診断やがんの集学的治療の実際を豊富な症例を通して学んでいます。さらには、内科学講座循環器内科分野や心臓血管外科学講座とも緊密な連携関係にあり、心臓血管領域の画像診断やIVRにも力を入れています。
講座?教室からひとこと
岩手医科大学放射線医学講座では、画像診断、IVR、核医学の領域に渡って、質の高い医療を目指しています。放射線科医の育成にあたっては、放射線科専門医や学位の取得を強く推奨しており、全国的に通用する人材の育成を目指しています。また、320列CTや超高精細CTなど最新の装置を積極的に導入し、研究環境の整備にも力を注いでいます。
講座?教室の基本理念
放射線科の任務は、画像診断やIVRを通して各診療科、ひいては病院全体や地域医療の質の向上に貢献することと考えています。このような任務を担える人材の育成を目指しています。
主な研究内容および診療内容
- 心臓血管系疾患の画像診断
- CT, MRIによる非侵襲的画像診断法の開発
- 骨関節の画像診断
- 悪性腫瘍のIVR
- 放射線感受性マイクロカプセルを用いたがん治療