各学部の教育課程編成?実施方針(カリキュラム?ポリシー)
医学部 |
診療?教育?研究において主導的役割を担う、豊かな人間性を備えた人材を涵養します。教養を高め、医師としての十分な知識と技能を習得できる教育課程を整備します。日進月歩の医学を学習し続け、常に人格を磨き豊かな人生を送るための生涯学習に必要な自己実現能力を涵養します。 そのために、以下の要件を満たすカリキュラムを編成します。
- 「誠の人間」として全人的人格を形成するための豊かな教養を身につけること。
- 法の精神、医の倫理、生命の尊厳を正しく理解し、患者主体の医療を実践するために必要な知識と精神性を身につけること。
- 人間の心と身体の基本的な構造と機能を正しく理解すること。
- 頻度の高い、あるいは重篤な疾病の発生原因とその機序ならびに症状と診断方法、治療と予防法の概要を把握し、主要で基本的なものについては必要な医療技術を身につけること。
- 社会生活における医学の果たす役割を理解し、病者と医師の立場を弁え、チーム医療を実践するために必要な、社会的、倫理的良識にもとづく人間関係を構築できること。またそのために必要なコミュニケーション能力を会得すること。
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歯学部 |
学士(歯学)の学位授与の方針を実現するために、汎用的な共通教育科目と、幅広い分野にわたる基礎専門科目、より専門的な臨床専門コース(科目)による教育課程を整備し、体系的な歯学の履修を可能にします。
- 法と医療倫理、生命の尊厳、守秘義務ならびに患者の権利を理解し、患者中心の歯科医療を実現するための社会歯科学系科目を設置します。
- 生命の尊厳についての深い認識を有し、豊かな人間性を身につけ、患者を中心とした全人的な歯科医療活動を実践するための基本的な素養を涵養するために、リベラル?アーツの科目を設置します。
- 患者やその家族との良好な人間関係の構築に必要なコミュニケーション能力を高めるための医療面接を理解し体験する科目を設置します。
- 医療スタッフ間の相互理解と様々な医療職種間のコミュニケーションを可能にするために、地域の開業歯科医院での体験実習や本学歯科医療センターでの臨床参加型実習を設置します。
- 科学的根拠に基づいた診断と歯科診療計画を考案することができ、それを効果的に診療に繋げられるために、基礎専門科目と臨床専門科目の関連性を重視したカリキュラム編成を実施します。
- 地域の保健、医療、福祉、介護施設と連携して、地域医療を推進する能力を身につけるために、看護体験実習、介護体験実習、地域医療体験実習を各学外施設との連携により実施します。
- 国際的な医療活動に参加するための基本的な英語能力を身につけるために、歯科医療に関連する英単語から英会話を学習する歯科専門英語を学習する科目を設置します。
- 歯科医学や医療の発展に寄与する研究マインドを涵養するための研究実地型科目を設置します。
- 生涯にわたる自己研鑽を継続するために必要な問題発見?自己解決能力を身につけるためのPBLなどの科目を設置します。
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薬学部 |
学位授与に要求される能力を修得するために、薬学部は、以下の方針でカリキュラムを編成します。
- 6年間の全カリキュラムを通じ、生命と真摯に向き合う、温かい心を持つ「誠の人間」を育成します。
- 「薬学教育モデル?コアカリキュラム」および医療現場のニーズに基づき学習目標を設定し、学年進行に伴い順次達成していきます。
- 共通教育科目を通してヒューマニズムの基本や一般教養を身につけることにより豊かな人間性を育みます。
- 薬学専門科目を学び、医療を担う薬剤師に必要な知識?技能?態度を身につけます。
- 医学部?歯学部?薬学部連携科目を通じ、チーム医療において薬剤師として活躍するために必要な知識?技能?態度とコミュニケーション能力を身につけます。
- 薬学実習および卒業研究を通して、薬学研究の重要性を認識し、科学的?論理的な思考力、課題発見?問題解決能力を養うとともに、学ぶ姿勢や自己研鑽能力を身につけます。
- 病院と薬局における実務実習を通して医療現場の実際を体験し、臨床に資する薬剤師としての倫理観や実践力を養います。
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