エネルギーセンター起工式を執り行いました
本学では、矢巾キャンパスへの附属病院移転計画を進めておりますが、この度、附属病院本体建設に先駆け、エネルギーセンター建設の運びとなりました。
エネルギーセンターは、東日本大震災津波を教訓として、仮に外部からのエネルギー供給が途絶した場合でも、自力で病院機能の維持が可能なリスク分散型のエネルギー供給システムを構築することを目的としています。
太陽光発電や地中熱利用システム等の地球環境に優しい再生可能エネルギーシステム及び発電機の排熱を暖房や給湯用の熱源として有効利用するコージェネレーションシステムの他、停電時に電源として活用可能な電気自動車を整備の他、非常用発電機やボイラー等の熱源設備も導入する予定です。
この建設により、災害などによって外部からエネルギー供給が途絶した場合でも、最低3日間は病院機能を通常時と変わらず維持できる予定です。
11月1日(土)午前11時からは、建設予定地において起工式が執り行われ、小川理事長をはじめとした本学関係者や岩手県、矢巾町、工事関係者等約50名が出席し、工事の無事を祈願しました。