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内科学講座消化器内科消化管分野 松本 主之教授らの研究グループが 原因不明であった小腸疾患の病態を世界で初めて解明しました

今回、岩手医科大学内科学講座消化器内科消化管分野 松本 主之 教授らの研究グループは、非特異性多発性小腸潰瘍症の原因遺伝子として、プロスタグランジン輸送蛋白を規定するSLCO2A1を世界で初めて同定しました。本症は1960年代より希少な原因不明の慢性小腸疾患としてその存在が指摘されていましたが、今回の研究成果により、本症の病態が明らかとなりました。

本研究成果により、根治治療に向けた新薬の開発や、小腸疾患のリスクが高い人を抽出する方法の確立に向けての進展が期待されます。

(研究内容の問い合わせ先)

内科学講座消化器内科消化管分野

教授 松本 主之

電話:019-651-5111(内線2320)

メール:tmatsumo@iwate-med.ac.jp