加熱式タバコ使用によるDNAメチル化および遺伝子発現への影響が明らかに -分子疫学研究から見えてきた加熱式タバコによる生体分子の変化-
岩手医科大学いわて東北メディカル?メガバンク機構生体情報解析部門の大桃秀樹 講師、同部門部門長の清水厚志 教授、慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室の武林亨 教授、原田成 専任講師、国立がん研究センターがん対策研究所予防検診政策研究部の片野田耕太 部長らの研究グループは、従来型タバコから加熱式タバコへの切り替え(平均約2年間)により、血液細胞におけるDNAメチル化および遺伝子発現パターンが従来型タバコ喫煙者とは異なるパターンを示すことを明らかにしました。
本研究成果は、国際科学雑誌 Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌に2021年11月3日付(オンライン公開)で掲載されました(https://cebp.aacrjournals.org/content/early/2021/11/01/1055-9965.EPI-21-0444)。
<問い合わせ先>
岩手医科大学医歯薬総合研究所 生体情報解析部門
教授 清水 厚志(しみず あつし)
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E-mail:ashimizu@iwate-med.ac.jp